注意を促すだけで変わらない
どこの自治体でもそうかと思いますが、支払いの書類というのは膨大になります。
そのため会計担当部署では、毎日山のような書類を見ています。
(私は直接担当したことはないのですが)
そのため、書類の凡ミスが往々にして出てきます。
いくら決裁で課内を回るとはいえ、なかなかなくならないものです。
それを受けて、私のところでは、ミスがある際にわざわざ課長にまで確認してもらうことをしてもらっています。
ただ、果たしてそれで意味があるのでしょうか。
同じようなミスが頻繁に起こるのなら、それが起こりにくいよう様式を変える、またはそれ以外の対策を講じるのも一つではと思います。
また、決裁を回しても他の人が見ていないことが原因なら、見てもらえるような仕組みにする必要があります。
あくまでこれは一例ですが、往々にしてなんかミスをしたことのみに注目して結局、注意しましょう、ちゃんとマニュアルを見ましょうなどそうしたことに終始しているような気がします。
というのが「マニュアルをなめるな」を読んでいて思ったことでした。