「流浪の月」を読んで
図書館で予約して半年たってようやく手元にきました。
どんな内容かと思ったらなかなか深い話だった。
世間では監禁したロリコン大学生と被害にあった少女という意識があるけど、実際はそうでない。
真実と事実の狭間で悩む。
事実として大学生は監禁の罪を負っている。
そして世間の人は事実を知り、それを基にイメージを作ってしまう。
しかし、実際、二人の関係はそうではなかった。
結局、事実はどうあれ、真実は本人にしかわからない。事実がすべて正しいとは限らない。
だから私たちは世間に溢れる情報に流されてレッテルをはってないかって思いますね。
知らず知らずにフィルターを通して人を見ているんだろうね。