しがない地方公務員の日常

一地方公務員が日々感じていることや子どもとの日常、本の感想等

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を読んで

さぁ今日も1日がんばっていきましょう!

昨晩書いたことを一気に変えるのは難しいので、1つずつ、少しずつ変わっていけるよう、意識したいと思います。

さて、今回は『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』を読みました。
一見、経営と美意識は関係ないように見えて、何かしらの相関がある、それはどういう考えなのか興味があり読みました。

簡潔にまとめると、美意識を鍛えることが、直感・感性を鍛えることにつながり、それがこれからの経営や自身のモノサシ、判断基準を鍛えることになるということでした。

詳しく説明すると、美意識、本書ではアート、直感・感性とされており、その対比としてサイエンス、論理・理性をあげておられます。
アートの必要性として
・これまでのサイエンス的な考えでは答えが同じになるため、差別化できず、競争に勝ち抜けられないこと
・世の中が複雑に絡み合っている現在では、全ての要因を捉えて考えることは困難なこと
自己実現欲求が高い社会では、機能より美意識が求められること
・社会がめまぐるしく変わる中で、ルールや法律を拠り所にするのでなく内在的に「真・善・美」を判断するための「美意識」が求められること
があげられていました。

私も、これまでから自分が判断を誤らないようにどうすべきかということで本を読んだこともあり、その中で直感の重要性が説明されていました。
ただ、そもそも、直感の拠り所となるアートの部分が鍛えられてないので、そういう意味では、まずアートを鍛えないといけないということでしょうか?

自分でも感性豊かとは思えないところがあるので、息抜きも兼ねてアートに触れるのも一つかもしれません。