ハッと気付かされた朝
今朝、たまたまYahoo!のトップページを見ていて目についたニュースがありました。
それは、今日本で開催中のラグビーワールドカップでボールデリバリー(試合開始前にボールを運ぶ役割)を努めるはずだった少女の父親がフェイスブックに投稿したものです。
10月12日に釜石市で試合が行われるはずでしたが、先日の台風により大きな被害があったため、試合は中止となりました。
少女自身もラグビーをしていたことから、父親は今回の中止を受けて泣いてしまうのではと思っていたら、なぜか冷静な反応でした。
その理由として少女が父親に語ったのは、
確かにボールデリバリーをできないことは悲しい、しかし台風の被害が大きく、人命が第一のこの状況を考えると仕方ない。また自身も東日本大震災の被災者であり、幼いころから災害のことを聞いているため、まず被災者のことを考えるべきだ。
というのです。
小学生の少女が自分のことよりも、みんなのことを第一に考えている、素直にすごいことだなと思いました。
被災された方を第一に考えられる姿勢、そして何より生きていてこそということ、大人の自分が教えられてしまいます。