しがない地方公務員の日常

一地方公務員が日々感じていることや子どもとの日常、本の感想等

「臨床の砦」を読んで

さてさて、久しく小説を読みました。
新聞の広告で、神様のカルテを書いている夏原さんがコロナの実情を描いた小説です。



昨日と今日で一気読み。



ほんとに医療従事者の方には頭が下がる思いです。
また、行政に携わるものとして、全くの他人事としか捉えていないことを恥じるばかりです。
こんなに医療が大変な中、行政でもっとできることはあるのに、それに取り組んでいない。そんな印象すら持ちました。


本当は国なり行政がその状況を踏まえて、しっかりした体制を組まないといけないのに、それができていない。
特に地方では、一つの病院が機能しなくなれば、大きな影響が出るのに、それすら認識していないように思えます。


また、院内感染もコロナ患者を受け入れていれば、いずれ起こるもの。
それにも関わらず、院内感染が起こったことに外野がどうのこうの言うこと自体おかしい世の中。


今は幸い、コロナは減少傾向にあるものの、現場で今も対応し、第六波に備えておられることと思います。


とても勉強になりました。