しがない地方公務員の日常

一地方公務員が日々感じていることや子どもとの日常、本の感想等

「わたしを離さないで」を読んで

今週も1週間がおわり、そして明日で11月も終わりです。
もう年末、そしていうてる間に年度も終わってしまいますね。

あっという間と感じるからこそ、しっかり1日1日を過ごさないといけないものの、なかなかそうはいきませんよね、、、



さて、今回はカズオ・イシグロさんの「わたしを離さないで」を読みました。
ノーベル賞を受賞されたときから気にはなっていたのですが、今さらながらに読みました。


本を読んでいて気になったのは、やはり独特の世界観ですね。

提供という言葉で注意を引き、読み進めていくとそれが臓器などの提供とわかり、さらにその対象はクローン人間であるという。
そんな世界でそのクローン人間に視点をおいた話です。


現実に起こりそうな内容のため、そういう意味では考えさせられる内容でもありました。


実際映画でこういう作品もありますしね。


提供する人間と提供を受ける人間。


なんか考えただけでもぞっとする世界ですね。