生への渇望
その中で改めて思ったのは、今の私たちの生活において生への渇望というか、今、この瞬間を生きていることへのありがたさを感じることが少なくなったのかなと。
逆にいえば、生きているのが普通になったというありがたい状況なんですが。
著書の五木さんは戦争の時代を生き抜いてこられ、日々生きるのに必死だったけれども、その間、生きているという実感が強くあったとあります。
はっきりいって今の日本はとても恵まれいて、生きていることが普通に感じられる。故に生への重みというのが軽くなってしまっているのでしょうね。
ただ、本にもあるように、本来、生きるのにはとてつもないエネルギーが必要であり、それを踏まえれば今この一瞬を生きているだけで本当はありがたいことだと思います。
人と比較して、優劣をつけるとか、人の才能に嫉妬したり、コンプレックス持ったりなんてのは、さしてどうでもよいことなのだと。
今、この瞬間生きている、というより生かされていることに感謝すること、本来、それだけで充分なんでしょうね。
ということで、思うまま乱文失礼します。