しがない地方公務員の日常

一地方公務員が日々感じていることや子どもとの日常、本の感想等

「アキラとあきら」を読んで

またまた池井戸潤さんの作品です。

半沢直樹同様、銀行をベースにしたものですが、全く趣向が異なります。
二人の生い立ちの違うアキラとあきらを描く。
最初は暎に注目して書かれているなと思えば、途中からは逆に彬メインとなる。

かと思えば、最後は二人が一緒になって同じ案件に取り組む。


半沢直樹のようにスカッとする内容ではないですが、銀行員の仕事を垣間見ることができます。

そして一番大事なこと、お金は誰のために貸すか、人のために貸すということです。


組織に属していれば、例え自分の意志と違ってもやらねばならないことはあります。
それでも自分を見失わず、何が大事か、その意識をしっかり持って望むことが大事なんでしょうね。


にしても、二人のあきら、かしこすぎる!