しがない地方公務員の日常

一地方公務員が日々感じていることや子どもとの日常、本の感想等

『なぜ、彼らは「お役所仕事」を変えられたのか?』を読んで

こういう優れた活動をされている方の話を読むと、自分が全然できてないなと思ってしまいます。


しかし、一方で自分としてできることもあるわけですので、そうしたことをしっかりと取り組んでいいかないととも思いました。


この本に出てくる公務員の皆さんに共通することとして、地域と関わることと提案のタイミングを見誤らないことがあると思いました。


まず地域と関わること、これは当たり前と話ではあるのですが、なかなかできていません。
私自身も正直全くです。

公務員以前に地域の住民であり、公務員が地元との協働をよく働きかけていますが、自分はどうなんだ、その思いを持っているのか、と言われれば、はっきり持っている方はどれだけいるのでしょうか。

更に関わりにおいても、お願いしますというスタンスではなく、ビジョンに共感してもらい、一緒にやりましょうということも大事です。


役所あるあるで、役所から頼まれたからやるけど、結局これ、最後どうするの?みたいなことはよくあります。
お願いから始まるとこういうことになりかねませんが、一緒にやる場合は、みんなが主体的に関わるため、こういうことにはなりません。


次に提案のタイミングです。
いざ、改善しようとして理論武装して上司に持ちかけたところで、人間保守的になり、また仕事が増えることを嫌がり、話が進まないことも。

そのため、改善の提案が通るように周りの意識を高めつつ、タイミングを見計らってしないといけないということです。


何人かの方は勢いだけで押し通そうとして苦労したことも書かれていました。


そういうバランス感覚ではないですが、タイミングを見計らう力も大事ということです。


私もこれを機に、自分の住む地域活動にも関わりを持っていきたいと思います!