信頼の構築
昨日に引き続き、中村さんの本から書きたいと思います。
それは信頼です。
中村さんが、なぜ危険と呼ばれた地域でここまで活動してこられたのか。
それは地域住民との信頼関係があることが大きかったとのことです。
地域の人に信頼してもらうことで、安心して活動できたわけです。
では、どのように信頼関係を構築されたのか。
本の中では次のようにあります。
『「信頼」は一朝にして築かれるものではない。利害を超え、忍耐を重ね、裏切られても裏切り返さない誠実さこそが、人々の心に触れる。』
この裏切られても裏切り返さないというのがすごいと思います。
でもこれは「嫌われる勇気」にも同じことが書かれていました。
裏切られてもなお、自分たちのために動く人がいれば、その人のことを次第に信頼するようになると。
地域の実状を見れば、裏切られても自分の活動によって生活できる人が増えることはわかっていたので、活動を続けてこられたのだと思います。
信頼関係、特に仕事では地域住民との信頼関係が大事になってきます。
しっかり私も参考にしたいです。