「舟を編む」を読んで
さて、今年最後の本は「舟を編む」でした。
三浦しをんさんらしいちょっと恋愛要素があるのも良かったです。
この本は、一冊の辞書を作り上げるまでのお話です。
そこに至るまでの過程や辞書作りに携わる方が普段どのようなことを気にしているのかなど、これまで知ることがなかった世界を知ることができました。
一つ一つの言葉の意味を細かに捉え、それを言葉にしていく。
言葉一つとっても奥が深いと思いました。また相変わらずその言葉をしっかり理解しないまま使っていることも。
流されやすい性格なものですから、私も普段使う言葉とか、もう少し調べてみようかななんて思っちゃいました。
そう思ったものの、電子辞書どこに置いてあったという状態なんで、まずはそれを探すところからです。
さすがに紙の辞書は重たいので、ご勘弁を。
爽やかな読了感が得られた本でした。