しがない地方公務員の日常

一地方公務員が日々感じていることや子どもとの日常、本の感想等

夜間保育

真夜中のひだまりをもう一回読み直しているのですが、本当に夜間保育は考えることが多いです。


実際のところ、ベビーホテルでの事故は過去から何度も起こっています。


そんな悲しい事故はやはり、なくさないといけません。


じゃあベビーホテルが悪いのかと言えば、そうと言い切れないと思います。



体制や環境が整っていないベビーホテルがあったとして行政が営業停止としたらよいのか。

ベビーホテルがなくなれば、どこに預けるのかという問題が出てきます。預けられず家にそのままということにもなりかねません。


また、昼間の保育士ですら給料が低く、集まらないなか、夜間となるとなおさら集まらない事情があると思います。


やはり民間でしっかりやれないなら行政がまずしっかりした受け皿を作る必要があるのかなと。
また民間でやることを進めるのなら、補助や支援を拡充して、民間競争の中で、良い事業者だけが残るようにするのか。


ただ、行政も及び腰のところがあり、実際のニーズが見えず、なかなか政策に結びついてないようです。


しかし、公務員であるのなら、ニーズが見えなくても潜在的にどのようなニーズがあるか探し出して政策につなげていかないといけないですし、それが公務員の役割なのでしょうね。


と私も口では簡単に言っていますが、自分の地域にベビーホテルがあるのか、わかってないので偉そうに言える立場ではありませんが。


でも私はこのケースをはじめ、潜在的なニーズを掘り起こして政策を考えられるようになりたいです。