「罪の声」を読んで
書店での映画の告知に牽かれて罪の声を読みました。
読んだあとに、元になったグリコ森永事件を調べると、ほんとにその通りで驚きました。
小説の方は、人物名が多くて多少混乱するところはありましたが、普通におもしろかったです。
ただ、記者の方で、犯人までたどり着けるのかというのはありますが。
最初は犯人を探していくなかで、徐々にそれだけでよいのか、過去を追うのではなく、未来へとつなげていく必要があるのでないか。
実際の事件の方も今も生きている人はどうなんでしょうね。
誘導の際の子どもの声の主はどこかで生きているのか、そんなことも考えてしまいますね。
それにしてもあまり事件そのままなので、そこにもびっくりですが。