「奇跡のリンゴ」を読んで
木村さんのリンゴづくりにかける思い、簡単に言葉には表せません。
そしてその中で家族に対する思い、周りの方に迷惑をかけられない、という思いをもって取り組まれていたこと。
無農薬のリンゴができた後も、今度はその技術を普及し、かつ無農薬の野菜が普及するように取り組まれているとこ。
特に一番つらいときに、周りの方が助けてくれた話とか、人は真剣に頑張っている人を自然と応募者したくなるのだなともおもいました。
さて、私も一応農学部卒、家に畑と田んぼがある身。
私たちは当たり前のように米や野菜を収穫できていますが、これは自然からの恵みをいただいていること。
当たり前だけど忘れていることです。
農薬や肥料を与えるとその分、楽をして育つことになる。
果たしてそれでいいのか。
人が自然を荒らせば荒らすほど、自然は疲弊していく。
その中でどうすれば自然の中で人が生きられるのか。
人と自然の関わりを強く考えないといけないなと。
放置すればよいわけでなく、適度に人が手を加えて、成長を促してあげる。
でもそれがいきすぎると、人が自然を支配した気になり、自然を壊していく。
私たちは自然の大きな流れのなかで生きている、生かされていることを忘れてはいけない。