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今、「だから僕たちは、組織を変えていける」を読んでいるのですが、改めて、行政組織が社会の変化から取り残されているなと思いました。
デジタル技術の進展によって、社会が指数関数的に変化している中で、行政は対応できているかといえば、疑問があるところです。
民間の企業は社会に適応しないと生き残っていけないのに対して、行政は適応しなくても生き残っていけるわけであり、変化することでおこるリスクよりそのままでいることを選択するのだろうなと思います。これは、人間の本能的な部分が大きいわけですが。
ただ、一つ言えることは、社会の変化に対応していかないと人が出ていくことになり、存続の危機につながるため、そういう部分での危機意識から変わっていかざるを得なくなると思います。
あと余談ですが、昨日、市街地を歩いていたときに、どこに税金がどれだけ使われているかがドラゴンボールのスカウターのようなもので見られるようになると、おもしろいのになと思いました。
本来の行政の形としては、予算の使途をはじめ、様々な情報をもっとオープンにしていかないといけないわけですが、なかなかそういう方向には進まないですよね。