「残業の9割はいらない」を読んで
これまで、先日から何回かこの本を読んで感じたことをここに書いてきました。
改めて全部読んだ上での感想になりますが、働き方改革という言葉だけが先走りし、現場で効率的に働いて、残業を減らすということに終始していると思いました。
結局どう働くか、というより組織が戦略的に考えてどう人員配置し、強い組織を作るか。その中でどのように働くような形が良いかだと思います。
本の最後にも書いていましたが、組織の上層部がそういう考えを持っているところは少ないのが実状です。
私のところも結局現場任せになっている点は否めません。
また、そういうことから考えると人事の役割とはとても大きいと思います。
上層部がどのような戦略をたて、それを成し遂げるのにどのように人員を配置すべきか、どうすれば職員がやる気を持って取り組んでくれるか考えないといけません。
組織において、全体の戦略、財務、人事、この3つはとても大事です。
また、個人の視点で見ても、これからは変わっていかないといけません。
成果主義になると、個人の能力がより見られることになります。どれだけ努力したかではありません。
もっと個人の能力を高めていくことも必要だと感じました。
そしてそれは職場だけの話ではありません。職場で成果をあげるには、普段の生活から見直し、最高のパフォーマンスを見せるための準備も必要です。
食事しかり、睡眠しかり。私は最近、スマホゲームをしていて、若干夜更かししているので、やはりそれも良くないなと。
この本でもちゃんとした成果主義を導入しようた思うと今の制度を改良するだけでは意味がなく、抜本的に変えていかないといけないとありました。
これからの時代に対応して行政も変わっていかないといけませんね。