しがない地方公務員の日常

一地方公務員が日々感じていることや子どもとの日常、本の感想等

ルールはデザインできるもの

昨日の日経新聞にて、「お役所仕事を再デザイン」として、記事が掲載されていました。

 

隅屋輝佳さんがインタビューを受けていたもので、大変、気づきのある内容でした。

 

・問題の根っこにあるのは「仕組みや制度の『デザイン』が時代に合っていないこと

・決まり事に無批判に従うのではなく、状況に応じてルールを常に考え直し続ける

 

行政の仕組みが独特なのもありますが、時代の変化に合わせて変わっていないことも事実です。

機動性が求められる世の中になっているにも関わらず、役所は予算は年度単位。確かに補正も認められますが、あくまで例外。基本は年度ですから、それもおかしな話という認識です。

 

私も人のことを言えるほどのことではありませんが、ルールで決まっているからと、変化に対応してこなかったところがあります。

特に変えることに対する労力を考えると及び腰になっているのも事実かなと。

 

本来は、ルールは時代に応じて変えていく姿勢、それが重要だと思います。

いつまでも古い考えに囚われていたら、時代の流れに取り残されていきます。

 

役所のルールは世間離れしているというレベルから、もはや理解不能にならないためにも、そうした姿勢で取り組んでいかないといけないなと気づかされた記事でした。