しがない地方公務員の日常

一地方公務員が日々感じていることや子どもとの日常、本の感想等

「読みたいことを、書けばいい。」を読んで

いやー、おもしろかったです。
書くこととはどういうことか、どういう視点を大事にすべきかなど、書くという行為についてです。書いてある内容は、本当、言われてみれば当たり前のことではあるんですけど、それが実践できていないなと。


私のこのブログなんて正にそうで、淡々と書いているだけで、自分で読んでいておもしろいとおもわないんですから、他の人が読みたいわけないですよね。


私自身、この本を最初に読んだとき理解力が足りず、文章が長いし、何書いているかよくわからんなと思ったのも事実です。
しかし、二回目に読んだときは、一回目とは違う風に読めてきて、間に挟んでくる小ネタにもクスッとしてくるんですからびっくりです。
だから一回読んで何だこりゃと思われた方ももう一回読んでみると違う風に読めてくるかもしれません。


さて、この本で私が気になった点をまとめると次の三点です。


まず一点目、自分が読みたい文章かどうか。
何気なくブログも書いていて、そんなこと考えてませんが、そりゃそうですよね。
最低でも自分がおもしろい、読みたいと思わなければ、誰も読みたくない。

だからまず自分が読みたいと思うものを書く必要があり、その思いで書けば、自分と同じ考えの人もおもしろいと感じてくれる可能性があるわけですからね。


次に二点目、使う言葉について、しっかり言葉の重みを理解しているか。

よく使う言葉でも、じゃあその言葉を小学生に説明してと言われたら、オタオタしてしまいます。
これは私自身、仕事でも単語の理解が足りないままやっていることがあるんで、毎度ダメだなと思ってるんで、しっかりしていきたいものです。


最後に、三点目として、愛と敬意を持って書けているか。

文章を書く上で、その対象に対して愛があるか、愛があればそれなりに文章にも思いがのってくるということだと思います。

そして敬意です。
敬意のない文章は誹謗中傷になりかねません。
そんな文章、確かに一部の人は悪のりみたいにおもしろく思う人もいるかもしれませんが、誰かが傷つく文章なんてやっぱり気分が悪いですからね。
文章を書くだけでなく、何事にも敬意があってのものです。



これを踏まえてさぁ、自分が読みたいと思える文章を書こうと思っても、中々自分の中でも読みたい文章って何かなと思ったりします。
この辺は書いていく中で、なんとかわかっていけたらと思います。

なんとか、私も少しでも自分が読みたいと思える文章を書いていけるようがんばります。